病院における非医療サービスへの期待

患者と病院、その接点は決して一つではない。症状に気づき、病院に行こうと決めたときから、病院選び、受診日の予約、検査・診察、入院、手術、治療やリハビリための通院など、様々な関わりがある。
患者にとって医療の品質は重要だが、病気の中でも出来るだけ快適に過ごすためには、院内施設の環境や医師や看護師とのコミュニケーションなどの医療以外の側面も、重要な要素である。
今回我々は、そのような医療以外の側面に着目した。大阪国際がんセンターに入院中の患者、その家族、および看護師を対象にインタビューを行い、病院の医療以外の側面(非医療サービス)についてそれぞれがどのように感じているかを伺った。

「こえれぽvol.10病院における非医療サービスへの期待」のなかみ

「調査対象の紹介」では、今回の調査対象患者が入院している大阪国際がんセンターの施設や治療方針、および、各患者、家族、看護師のプロフィールについて紹介しています。
「患者とその家族の声」「看護師の声」では、病気の発覚から手術後の入院までに患者へ提供される医療以外のサポートについて、患者側と看護師側の視点からそれぞれ紹介しています。
「サービス開発のタネ」は、本調査で得られた気づきをもとに、サービス開発のヒントとなる内容をまとめています。