こころを動かすICTデザインラボ


書籍「 2030年の情報通技術 – 生活者の未来像 – 」執筆プロジェクト

WORK

2015.11.30

こころを動かすICTデザイン部では、NTT技術予測研究会の書籍、「2030年の情報通信技術」執筆と、執筆のためのバックグラウンド調査、およびプロジェクトファシリテートに参加致しました。
我々のミッションは、執筆者の大部分を占める技術者・研究者の方々に、未来の人々のライフスタイル、価値観、社会のようすをイメージしてもらうこと。
ヒューマン・リサーチャーのメンバーと、UX(User Experience:ユーザー体験)デザイナーが協働して、プロセスデザインを行いました。

「2030年の情報通信技術」表紙イメージ


エクストリームな人々のライフスタイルから、未来のヒントを探る

「現在のエクストリームな人々のライフスタイルの中に、未来のヒントがあるのでは?」と考え、いくつかの切り口から、新しい働き方を実践する若者、先進的な農業に取り組む農家、限界集落で暮らす人、高齢者、外国人旅行者、などに焦点をあて、エスノグラフィ、インタビュー調査などを行いました。

 

▲フィールドワークを実施した農村


「技術は、未来でどう活躍する?」ワークショップ

そしてそれらの調査データをもとに、NTTグループ企業内の社会・技術の社会トレンド研究メンバーと、「未来ペルソナ(未来の生活者像)」を案出。
私たちデザイン部は、この未来ペルソナを用いて、書籍執筆者であるNTT R&Dの最先端技術研究に取り組む技術者・研究者の方たちと「2030年で技術はどう活躍する?を考える」というテーマのワークショップを開催しました。

 

▲未来ワークショップのようす

ここで、研究者であり執筆者となるみなさんが、自身の研究する技術が2030年にどんなふうに人々の暮らしの中で活躍するのか、多様な領域の技術者・研究者、デザイナーらとディスカッションし、イメージを作り上げていきました。

 

そうして執筆されたのが、「2030年の情報通信技術」です。
15年間隔で出版されているこの本は、本来、未来の「情報通信技術」を予測することがコンセプトですが、今年、2015年の版では特に、「社会」「人々の暮らし」を、「未来ペルソナ」を通じて総合的に描き出すアプローチを取っています。