WORK

実績

書籍「 2030年の情報通技術 - 生活者の未来像 - 」執筆プロジェクト

NTT技術予測研究会の書籍「2030年の情報通信技術」執筆プロジェクトに参加。2030年の人々のライフスタイルや社会をイメージするために、ヒューマン・リサーチャーとUXデザイナーが協力し、調査とワークショップを実施。書籍では、ワークショップの結果をふまえ、2030年の社会や人々の暮らしの中での情報通信技術についてが書かれた。

課題
未来の人々のライフスタイルや社会をイメージするための調査とデザイン。
施策
ヒューマン・リサーチャーとUXデザイナーが協力し、先進的な農業、限界集落での生活などエクストリームな人々のライフスタイルや新しい働き方を調査。調査データをもとに未来ペルソナを作成し、技術者・研究者とのワークショップを開催した。
成果
2030年の人々のライフスタイルと社会を具現化し、書籍「2030年の情報通信技術」のコンテンツを作成した。

こころを動かすデザイン室では、NTT技術予測研究会の書籍、「2030年の情報通信技術」執筆と、執筆のためのバックグラウンド調査、およびプロジェクトファシリテートに参加致しました。
我々のミッションは、執筆者の大部分を占める技術者・研究者の方々に、未来の人々のライフスタイル、価値観、社会のようすをイメージしてもらうこと。
ヒューマン・リサーチャーのメンバーと、UX(User Experience:ユーザー体験)デザイナーが協働して、プロセスデザインを行いました。
「2030年の情報通信技術」表紙イメージ


エクストリームな人々のライフスタイルから、未来のヒントを探る

「現在のエクストリームな人々のライフスタイルの中に、未来のヒントがあるのでは?」と考え、いくつかの切り口から、新しい働き方を実践する若者、先進的な農業に取り組む農家、限界集落で暮らす人、高齢者、外国人旅行者、などに焦点をあて、エスノグラフィ、インタビュー調査などを行いました。

 

▲フィールドワークを実施した農村


「技術は、未来でどう活躍する?」ワークショップ

そしてそれらの調査データをもとに、NTTグループ企業内の社会・技術の社会トレンド研究メンバーと、「未来ペルソナ(未来の生活者像)」を案出。
私たちデザイン室は、この未来ペルソナを用いて、書籍執筆者であるNTT R&Dの最先端技術研究に取り組む技術者・研究者の方たちと「2030年で技術はどう活躍する?を考える」というテーマのワークショップを開催しました。

▲未来ワークショップのようす

ここで、研究者であり執筆者となるみなさんが、自身の研究する技術が2030年にどんなふうに人々の暮らしの中で活躍するのか、多様な領域の技術者・研究者、デザイナーらとディスカッションし、イメージを作り上げていきました。

 

そうして執筆されたのが、「2030年の情報通信技術」です。
15年間隔で出版されているこの本は、本来、未来の「情報通信技術」を予測することがコンセプトですが、今年、2015年の版では特に、「社会」「人々の暮らし」を、「未来ペルソナ」を通じて総合的に描き出すアプローチを取っています。

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